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1: きう ★@無断転載は禁止 2017/02/05(日) 08:35:43.28 ID:CAP_USER9
http://realsound.jp/movie/2017/02/post-3970.html
 1977年から78年にかけて連載された藤子・F・不二雄のSF漫画『中年スーパーマン左江内氏』を原作に、実写化された異色のスーパーヒーロードラマ『スーパーサラリーマン左江内氏』(日本テレビ系)。
主演に堤真一を迎え、脚本・演出を『勇者ヨシヒコ』(テレビ東京系)シリーズや『HK 変態仮面』などで注目を集める福田雄一が手がけた。
深夜ドラマで不動の人気を誇る福田ワールド全開のコミカルな世界観の中で、名優・堤真一の気が抜けたスーパーヒーローぶりが見事にハマり、注目されているこのドラマ。
その面白さと、役者たちの魅力を、第3話までの放送を踏まえて考察してみよう。

 左江内(堤真一)は建設会社に勤める万年係長の中年サラリーマン。
家では鬼嫁(小泉今日子)の尻に敷かれ、思春期の娘・はね子(島崎遥香)と息子・もや夫(横山歩)に悪戦苦闘。
そんな会社や家庭のことだけでも大変なのに、突如現れた謎の老人(笹野高史)にスーパーマンのスーツを押し付けられる。
渋々引き受けた左江内だが、絶えず助けを求める人々の声と、家族の平和を守るために、スーパーマンとなって頑張っていくという物語。

福田作品と堤真一

 このドラマの面白さは、まず大前提として普通のおじさんがスーパーマンになって町に現れる“違和感”にある。
本家スーパーマンを冷静に見ると、アメコミやハリウッド映画だからこそかっこ良く映っていることがわかる。
よくよく考えてみると、全身タイツの男性が町に現れ、人助けをして空を飛ぶ姿は、かなり奇異な光景だ。

 劇画タッチの世界を、サラリーマンの日常に置き換えたらどうなるか。
会社があり、家庭がある彼らにとって、赤の他人を助けるよりも先に取り組まなければいけない問題は山ほどある。
明日、明後日と生活は続いていくのだから、簡単に優先順位なんて決められない。
その当然の葛藤を、同ドラマではコミカルに描いている。

 左江内は、妻に怒られたくないがために、何となく事件を解決していく。
トボケた演出を含め、その独特なテンポとノリは、まさに福田ワールドそのもの。
ゲームや漫画の世界のヒーローを等身大の人物として描いてきた福田だからこその表現方法と言える。
そんなサラリーマンの悲哀に満ちたネタ満載のヒーロー像が、なんとも愛らしくて笑えるのだ。
どこかさだまさしの曲『関白失脚』に通じるものがある。

 そんな福田ワールドの中で、堤真一は絶妙な演技を見せている。
福田作品では2013年に映画『俺はまだ本気出してないだけ』で主演を務めている堤。
バツイチ子持ちの42歳の男・大黒シズオが会社を突然辞め漫画家を目指すという話なのだが、これがまた見ている側も「しっかりしろよ」と言いたくなるほどのダメおやじぶりだった。
家でゲームばかりして父親に説教をくらうシーンでは、「情けないな…」と感じずにはいられない。
観客が思わず喝を入れたくなるほど、堤の演技はリアルなのだ。
かつ同作では、堤の面白さも光っている。

 今回は、家族に利用されるだけ利用されて煙たがれるが、なんだかんだで家族をしっかり支える父親像を演じている。
人畜無害なキャラクターゆえ、人からは何でも言われてしまうタイプといえよう。
一方で、悪い敵には力で解決するが、立ち退きをしない老夫婦やアイドルが持つ悩みなどに対しては、ひとりの大人として向き合い、素直な気持ちを伝える。
見た目は冴えないが実は筋の通った強い人物なのだ。
堤が持つ確かな演技力と真っすぐさが実にハマり、町中に全身タイツで現れる姿にも好感を抱かせる。
前屈みで手をダラッと下げて飛ぶ姿は、もはや様式美といっても良いかもしれない。

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